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choroねえさんの「シネマノート」

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「王様と私」(1956)



出演:ユル・ブリンナー、デボラ・カー、リタ・モレノ、マーティン・ベンソン、テリー・サウンダース

監督:ウォルター・ラング
製作:チャールズ・ブラケット
原作:マーガレット・ランドン
脚本:アーネスト・レーマン
作詞作曲:オスカー・ハマースタイン二世
作曲:リチャード・ロジャース
音楽:ケン・ダービー
音楽監督:アルフレッド・ニューマン

原題:THE KING AND I
上映時間:133分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開 (FOX)
初公開年月:1956/10/
ジャンル:ミュージカル

《コピー》
宴の夜は絢爛とふけて二人は抱き合う この比類なき楽しさ!シャル・ウイ・ダンス!!

【解説とストーリー】
 「アンナとシャム王」(46)のミュージカル・リメイクで、俳優Y・ブリンナーの「荒野の七人」と並ぶ代表作。当たり役と言われただけに、ブリンナーの個性は強烈で、対するD・カーも上品な美しさと芯の強さを見せつける。この二人が『シャル・ウィ・ダンス』を踊るシーンは、やはり圧巻。
 王子や王女の教育係として、シャム王(ユル・ブリンナー)の宮殿にやってきたイギリス人女性アンナ(デボラ・カー)が、封建的で前時代的な王宮に、文化と愛情をもたらしていく様を描く。(allcinemaより)



先日「アンナと王様」を観て、懐かしいミュージカルの方の「王様と私」が観たくなり久々に観賞してみました。

このミュージカルは映画は子どもの頃TVで1,2度観たのですが、その後大人になってからは舞台で2度ほど観ています。最初に観た時は市川染五郎(現、松本幸四郎)と草笛光子、二度目は同じく幸四郎と安奈淳だったかな。最初の時のタプティム役が由紀さおりだったと思うので、ずいぶん昔ですよね~(笑)最近は高嶋政宏が王様役をやっていますよね。
 
しかし、それからずっとご無沙汰だったので、歌や有名なシーンは覚えているのですが後半の細かいところはすっかり忘れていました。ラストは「アンナと王様」とは違うんですよね~

「サウンド・オブ・ミュージック」などでおなじみのオスカー・ハマースタイン二世とリチャード・ロジャースのコンビによるミュージカルナンバーは有名で、どれも明るく素敵な曲ばかり。やはりあの「シャル・ウィ・ダンス」は曲も振り付けも印象に強く残る素晴らしいシーンですね。

ストーリーの運びも舞台をそのまま持ってきたような感じで、1999年の「アンナと王様」とは全く違った雰囲気を感じます。劇中劇の「アンクル・トムの小屋」のシーンは舞台でも見所ですが、映画でもシャムの踊りがふんだんに盛り込まれて楽しめるシーンですね。この劇をとりしきる王様の側室にされるタプティムは「ウェストサイド物語」のリタ・モレノなんですよね。ウェストサイドの前ですからとても若くて綺麗です。

「王様と私と言えばユル・ブリンナー」と言うほど強い印象のシャム王ですが、「荒野の七人」の人とは思えないほど歌も上手だし、何よりシャム王になりきってました。頑固な一面があるけれど、一生懸命自分の国に西洋の文化を取り入れようと頑張る姿やアンナに対する愛情などもよく出ていてよかったです。オスカー受賞も納得ですね。
アンナ役のデボラ・カーは子どもの頃「赤毛の女優さん」というイメージだけ持っていて作品は観ていないのですが、ケイリー・グラントとの「めぐり逢い」が未見なので是非とも観たくなりました。

ちょっと突っ込みを・・・(笑)
舞台でも全く同じだったか覚えてないのですが、アンナが帰国すると言った時は元気だった王様が突然死の床にふせってしまうのは、あまりに唐突ですよね~^^;昔のミュージカルだから仕方がないといえばそれまでですが、どうにもあっけなく亡くなってしまうラストはちょっと現実味がなさ過ぎて、今観ると「んん~~~」と思ってしまいました。(笑)
ドラマとしてのラストは断然先日観たリメイク版の方がよいと思います。(^^ゞ

それと同じく、これはミュージカルなので、あくまで歌やダンスを楽しむ作りですから、ドラマとしてはもの足りなくても無理ないかな。そこは音楽や振り付けの素晴らしさで充分カバーできますものね。
だからこそ、リメイク版はミュージカルでなく、ドラマとして徹して丁寧に作られたのはよかったと思います。
リメイクと言ってもこのような全く違うジャンルに作り変えられるのは楽しめますね!

両方見比べて面白かったのですが、1946年製作の「アンナとシャム王」はどんな映画なのでしょう?ちょっと気になります。(^O^)


【オマケ】
今回はDVDで観たのですが、特典映像としてこの年の「アカデミー賞授賞式」の様子が入っていました。ユル・ブリンナーが主演男優賞を受賞した時のスピーチや、主演女優賞のイングリット・バーグマン、プレゼンターのエリザベス・テイラーなど豪華なスターの顔が伺え面白かったです。作品賞は「80日間世界一周」だったんですね。モノクロ映像ながら貴重なフィルムでちょっと感激でした。(^^ゞ
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No title * by choro
★fpdさん、ブリンナーは本当にスキンヘッドがトレードマークでしたものね~考えて観ると髪のあるブリンナーって見たことないかも。(^^ゞ 目ヂカラのある人ですよね~♪

No title * by fpd
ユル・ブリンナーは、この映画から、トレードマークの坊主頭でしたが、王様と私は、一世一代の当たり役ではないかと思います。眼光鋭い中にも、ユーモアがありました。

No title * by choro
★Fummyさん、ミュージカルだとおとぎ話チックなのでストーリー的にはちょっともの足りない方もいらっしゃるかもしれませんね。特典はDVDならではなので今まで観た事がなく、思わぬプレゼントみたいで嬉しかったです♪

No title * by Fummy
デボラ・カーは大好きな女優さんなので以前借りてみたのですが・・・途中で寝ちゃってました(^_^;)。今度はその特典映像狙いで借りてみたくなりましたわ♪

No title * by choro
★asatansaさん、そうそう、あのダンスシーンはさすがに名シーンですよね~ブリンナーのシャム王の演技が秀逸でしたよね。彼はブロードウェイでもずっと王様役をされていたそうですが、舞台で観られた人は幸せですね~(^^ゞ

No title * by asatansa
ダンスシーンを観るだけでも価値がありますね。「Shall we dance?」で、このシーンのまねをするのを思い出しました。乱暴なユル・ブリンナーと負けていないデボラ・カーの組み合わせが大好きです。

No title * by choro
★esupaiさん、「荒野の七人」ってそうなんですか?ずいぶん昔に観たきりで内容はほとんど忘れているのですが、そういうシーンというか設定でしたっけ?どうも「七人の侍」のリメイクという印象しかなくて・・^^;又機会があったら観てみようかな。

No title * by choro
★the swing of musicさん、懐かしいですよね~そうそう、私も「十戒は」リバイバルの時シネラマ(これも懐かしい~~)で観ました。チャールトン・ヘストンが主演でしたが、ブリンナーも印象深い役でしたよね。「追想」というのは未見ですがやはり史劇でしたっけ?

No title * by esu**i123
ミュージカルの代名詞だよね。ボクも何度も見てる。。「荒野の七人」はメキシコでは国辱映画なので上映禁止になった。

No title * by swing(スウィング)
少年時代にTVで何度か観た作品です。次々と流れる曲は、馴染みもあって、実に楽しく、二人のダンスシーンは、華麗でしたね~♪ユル・ブリンナーの出演作品では、この頃の出演作品では、「追想」、「十戒」も観ていて、昔からお気に入りの俳優の一人!男らしい個性的な風貌で、声と演技も魅力的です(^^)。

No title * by choro
★NIGERAさん、アンナのドレスが東洋の雰囲気の中に映えますよね~ユル・ブリンナーは本当にスキンヘッドが似合いますね。まだこの頃若いと思うんだけど素敵でした♪

No title * by choro
★つららさん、私も久々に観てラストにびっくりしました。オペラでもそうですが、皆さん亡くなる間際まで元気に歌われますからね~(笑)この王様もとても亡くなる寸前とは思えないほとしっかりとお話しされてたんですよ~(爆)なんて突っ込んじゃいけないんですよね。ミュージカルとしては素敵な作品です♪

No title * by にげら
この映画は子供の時にテレビで観ました。子供ながらにすごくロマンチックだと思った記憶が・・・また、大人になっても数回観ましたよ。ユル・ブリンナーって、いいですよね~。元祖スキンヘッドの似合う人・・・

No title * by つらら
ユル・ブリンナーの『王様と私』は見たことがありません。ラストがそうだったんですね。その頃は多少無理で唐突な設定でもミュージカルということで納得出来たんでしょうね。

No title * by choro
★nzさん、やはり幼少の頃ご覧になりましたか。(笑)子どももたくさん出てくるお話なので、ファミリーで観られる映画ですよね。ジョディ・フォスターの方が深刻な話も入っているので大人向きかな。(^^ゞ

No title * by choro
★ジョンさん、昔、親に付き合って何度かTVで観たんですよ。使われている歌は「シャル・ウィ・ダンス」以外のも結構よく耳にした曲が多いので楽しめました。何度もリメイクされるというのは、やはり原作に魅力があるのでしょうね♪

No title * by choro
★miskaさん、古い映画ですよね~でも昔はよく地上波でも放映してましたね。そうそう今は高嶋と一路なんですね。デボラ・カーの吹き替えは「ウェストサイド」や「マイフェアレディ」のマーニ・ニクソンみたいです。どの映画も同じ声って言うのも時代ですね~(笑)

No title * by NZ_RR
ユル・ブリンナーは、これで主演男優賞を受賞したのですか。私も何度か観ましたが幼少の頃に…(笑)かなり記憶が曖昧でした。リメイクと言っても、ジャンルが違う。なるほど、そうですね。だから、楽しめたのですね。素晴らしい視点からの解説に納得しました。感謝。

No title * by ジョン主
久々に、ってことは、過去にも観たことがあるんですね~ (*^▽^*)私は苦手なミュージカルということもあって、ノーチェックでしたね~ しかも、更に前にもこの作品が作られてたんですね~ 名作はこうやって 残っていくんでしょうね~ (´-`)

No title * by miskatonic_mgs_b
恐ろしいことに私も随分前に見たっきりです(^_^;。私もあとになってリタ・モレノだったのか~と思いました。舞台は最近は高嶋政宏が王様やってますね。アンナは一路真輝がやってましたね。私も「え~最後はこれで終わりー?」と思った記憶があります(^_^;。でも歌曲はいいですしね。ドレスも素敵な感じでした。そう云えばデボラ・カーは吹き替えだったらしいですね。

コメント






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★fpdさん、ブリンナーは本当にスキンヘッドがトレードマークでしたものね~考えて観ると髪のあるブリンナーって見たことないかも。(^^ゞ 目ヂカラのある人ですよね~♪
2007-04-19 * choro [ 編集 ]

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ユル・ブリンナーは、この映画から、トレードマークの坊主頭でしたが、王様と私は、一世一代の当たり役ではないかと思います。眼光鋭い中にも、ユーモアがありました。
2007-04-19 * fpd [ 編集 ]

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★Fummyさん、ミュージカルだとおとぎ話チックなのでストーリー的にはちょっともの足りない方もいらっしゃるかもしれませんね。特典はDVDならではなので今まで観た事がなく、思わぬプレゼントみたいで嬉しかったです♪
2007-04-10 * choro [ 編集 ]

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デボラ・カーは大好きな女優さんなので以前借りてみたのですが・・・途中で寝ちゃってました(^_^;)。今度はその特典映像狙いで借りてみたくなりましたわ♪
2007-04-10 * Fummy [ 編集 ]

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★asatansaさん、そうそう、あのダンスシーンはさすがに名シーンですよね~ブリンナーのシャム王の演技が秀逸でしたよね。彼はブロードウェイでもずっと王様役をされていたそうですが、舞台で観られた人は幸せですね~(^^ゞ
2007-04-10 * choro [ 編集 ]

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ダンスシーンを観るだけでも価値がありますね。「Shall we dance?」で、このシーンのまねをするのを思い出しました。乱暴なユル・ブリンナーと負けていないデボラ・カーの組み合わせが大好きです。
2007-04-10 * asatansa [ 編集 ]

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★esupaiさん、「荒野の七人」ってそうなんですか?ずいぶん昔に観たきりで内容はほとんど忘れているのですが、そういうシーンというか設定でしたっけ?どうも「七人の侍」のリメイクという印象しかなくて・・^^;又機会があったら観てみようかな。
2007-04-09 * choro [ 編集 ]

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★the swing of musicさん、懐かしいですよね~そうそう、私も「十戒は」リバイバルの時シネラマ(これも懐かしい~~)で観ました。チャールトン・ヘストンが主演でしたが、ブリンナーも印象深い役でしたよね。「追想」というのは未見ですがやはり史劇でしたっけ?
2007-04-09 * choro [ 編集 ]

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ミュージカルの代名詞だよね。ボクも何度も見てる。。「荒野の七人」はメキシコでは国辱映画なので上映禁止になった。
2007-04-09 * esu**i123 [ 編集 ]

No title

少年時代にTVで何度か観た作品です。次々と流れる曲は、馴染みもあって、実に楽しく、二人のダンスシーンは、華麗でしたね~♪ユル・ブリンナーの出演作品では、この頃の出演作品では、「追想」、「十戒」も観ていて、昔からお気に入りの俳優の一人!男らしい個性的な風貌で、声と演技も魅力的です(^^)。
2007-04-08 * swing(スウィング) [ 編集 ]

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★NIGERAさん、アンナのドレスが東洋の雰囲気の中に映えますよね~ユル・ブリンナーは本当にスキンヘッドが似合いますね。まだこの頃若いと思うんだけど素敵でした♪
2007-04-07 * choro [ 編集 ]

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★つららさん、私も久々に観てラストにびっくりしました。オペラでもそうですが、皆さん亡くなる間際まで元気に歌われますからね~(笑)この王様もとても亡くなる寸前とは思えないほとしっかりとお話しされてたんですよ~(爆)なんて突っ込んじゃいけないんですよね。ミュージカルとしては素敵な作品です♪
2007-04-07 * choro [ 編集 ]

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この映画は子供の時にテレビで観ました。子供ながらにすごくロマンチックだと思った記憶が・・・また、大人になっても数回観ましたよ。ユル・ブリンナーって、いいですよね~。元祖スキンヘッドの似合う人・・・
2007-04-06 * にげら [ 編集 ]

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ユル・ブリンナーの『王様と私』は見たことがありません。ラストがそうだったんですね。その頃は多少無理で唐突な設定でもミュージカルということで納得出来たんでしょうね。
2007-04-06 * つらら [ 編集 ]

No title

★nzさん、やはり幼少の頃ご覧になりましたか。(笑)子どももたくさん出てくるお話なので、ファミリーで観られる映画ですよね。ジョディ・フォスターの方が深刻な話も入っているので大人向きかな。(^^ゞ
2007-04-06 * choro [ 編集 ]

No title

★ジョンさん、昔、親に付き合って何度かTVで観たんですよ。使われている歌は「シャル・ウィ・ダンス」以外のも結構よく耳にした曲が多いので楽しめました。何度もリメイクされるというのは、やはり原作に魅力があるのでしょうね♪
2007-04-06 * choro [ 編集 ]

No title

★miskaさん、古い映画ですよね~でも昔はよく地上波でも放映してましたね。そうそう今は高嶋と一路なんですね。デボラ・カーの吹き替えは「ウェストサイド」や「マイフェアレディ」のマーニ・ニクソンみたいです。どの映画も同じ声って言うのも時代ですね~(笑)
2007-04-06 * choro [ 編集 ]

No title

ユル・ブリンナーは、これで主演男優賞を受賞したのですか。私も何度か観ましたが幼少の頃に…(笑)かなり記憶が曖昧でした。リメイクと言っても、ジャンルが違う。なるほど、そうですね。だから、楽しめたのですね。素晴らしい視点からの解説に納得しました。感謝。
2007-04-06 * NZ_RR [ 編集 ]

No title

久々に、ってことは、過去にも観たことがあるんですね~ (*^▽^*)私は苦手なミュージカルということもあって、ノーチェックでしたね~ しかも、更に前にもこの作品が作られてたんですね~ 名作はこうやって 残っていくんでしょうね~ (´-`)
2007-04-06 * ジョン主 [ 編集 ]

No title

恐ろしいことに私も随分前に見たっきりです(^_^;。私もあとになってリタ・モレノだったのか~と思いました。舞台は最近は高嶋政宏が王様やってますね。アンナは一路真輝がやってましたね。私も「え~最後はこれで終わりー?」と思った記憶があります(^_^;。でも歌曲はいいですしね。ドレスも素敵な感じでした。そう云えばデボラ・カーは吹き替えだったらしいですね。
2007-04-06 * miskatonic_mgs_b [ 編集 ]