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choroねえさんの「シネマノート」

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TOP >  自宅鑑賞映画【洋画】 >  「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版」 (1984)

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版」 (1984)

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'84年に公開だったんですね。以前から観たいと思いつつ、結局今まで未見でしたが、宝塚でミュージカル化されて3月に観る予定なのでようやくこの大長編にチャレンジする決心がつきました。(笑)
そう、長いんですよね。劇場版は当初はコンパクトで144分と普通の長さだったようですが、その後の再公開版は205分、そして今回amazonプライムで観たのはなんと229分!!4時間近い!
自宅鑑賞だと、好きな時に止められるし、なんなら二日に分けて観てもよいので気楽ですが、意外と見始めると飽きることなく見入ってしまいました。(笑)

最後まで観てから冒頭をもう一度観ると(これができるのも自宅のよさ(笑))なるほど、よくわかりました。最初は人物設定が頭に入ってないので混乱するんですよね。でも、時間が行き来する割にわかりにくくはなく、上手くできた作品だと思います。

最近の劇場映画と比べると、「あ~~映画を観たな」というのが第一の感想(笑)。そう、ドラマなんです。当たり前ですがCGなどは皆無で、とにかくドラマで人間の内面や生き方を見せていく。これぞ映画という感じがしました。

それを彩る音楽が秀逸でさすがモリコーネ。裏社会の話なので決して明るくはないんだけど、音楽がその暗さをやわらげ、暖かさをくれるんですね。パンフルートの素朴なメロディーが心に沁みます。
オリジナル曲だけでなく、「アマポーラ」や「イエスタデイ」「ナイト・アンド・デイ」などの既成曲の使い方も素晴らしく、特に「アマポーラ」はヌードルスとデボラの二人のポイントになっていますね。

1920年代というと大正時代?とにかくまだまだ混乱の時代だった雰囲気がよく出ていて、考えて観れば100年くらい前ですものね。本当にワンス・アポン・ア・タイム~ですよね。(笑)100年とひと口に言うと簡単だけど、やはり100年って長いです。一世紀・・・文化も科学も全てがあまりに変わるので、逆に100年後なんていうのも想像できません。社会も全くルールとか違うし、人々の生き方も違うわけで、結局いつの時代も人々はその時代に翻弄されながら生きていくということですね。

主人公たちは移民の子で、子どもの頃から貧しく、また治安の悪い地域に済み、犯罪がごく身近に溢れているような環境で育っています。そんな中でも若者は恋もするし、また友情もはぐくみ、その社会での生き方にならされていくんですね。

デ・ニーロ扮するヌードルスと彼の仲間であり友人のマックス、いわゆる初恋の人デボラなどの子ども時代から60歳代になるまでの半世紀の物語になっていますが、少年時代、青年時代、そして老年になってからの3世代が交互に描かれ、大きな物語になっています。少しミステリー仕立てになっているのも面白いですね。

とにかくデ・ニーロがとにかく若くてカッコいいです(笑)。3世代を演じた演技力はさすがで、どの年代も違和感がないのは凄いですね。この頃ちょうど40歳前後でしょうか。一番ノっているときですね。

この壮大な物語の核はヌードルスとマックスの友情の話ということになるのでしょうが、結局はギャングの世界なので、ハッピーエンドにはなりえません。ジョニーの「パブリック・エネミーズ」なども思い出すけれど、ラストはせつないですね。でも、ヌードルスという人物がよく表わされているラストだと思います。ただ、アメリカならではの移民の社会というのもまた我々日本人にはなかなか理解できない世界なので、いつもながらアメリカという多民族国家の今も続く過酷な歴史を感じます。

マックス役のジェームズ・ウッズもよく合ってましたね。青年期と老年期の演じ分けも凄かったです。デボラ役のエリザベス・マクガバンも若い!最初わからなかったくらい。(^^; そして少女時代を演じたジェニファー・コネリーが可愛い!

よく引き合いに出される「ゴッド・ファーザー」をまた観たくなりました。
そして演出家の小池さんはよくこれをヅカでやろうとしましたね(笑)。もちろんミュージカルだし別物的になるでしょうけど、これって普通は舞台化は無理かなと思いますよね。ましてや宝塚なんて。。(笑)
とにかく3月に観るのが楽しみです♪

原題:ONCE UPON A TIME IN AMERICA
ジャンル:ドラマ/犯罪
製作国:アメリカ  
上映時間:229分
劇場公開版公開日 1984年10月6日
完全版:劇場未公開・ビデオ発売

【スタッフ】
監督:セルジオ・レオーネ
製作総指揮:クラウディオ・マンシーニ
原作:ハリー・グレイ
脚本:レオナルド・ベンヴェヌーチ、ピエロ・デ・ベルナルディ、セルジオ・レオーネ、エンリコ・メディオーリ、フランコ・アルカッリ、フランコ・フェリーニ
音楽:エンニオ・モリコーネ

【キャスト】
ロバート・デ・ニーロ・・・ヌードルス
ジェームズ・ウッズ・・・マックス
エリザベス・マクガヴァン・・・デボラ
ジェニファー・コネリー・・・少女時代のデボラ
ダーラン・フリューゲル・・・イヴ
トリート・ウィリアムズ・・・ジミー
チューズデイ・ウェルド・・・キャロル
バート・ヤング・・・ジョー
ジョー・ペシ・・・フランキー

【解説】
 セルジオ・レオーネ監督の長年の夢だったギャング映画を、禁酒法時代のアメリカを背景にノスタルジックに描いた彼の集大成のような大作の、劇場公開版より約30も分長いニュー・バージョン。劇場公開版に比べ、シーンを補う形で補強されたカットや、ちょっと不自然だったつながりの部分に未公開シーンを追加して前後関係を自然にしたりと、明らかに作品の完成度を高める意味での修正が施されている。(allcinemaより)

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Re: もくれんさん * by choro
> 最初に短いのを見て、その後長くなったのを見て、ジェームズ・ウッズの最期に工工エエエエエエェェェェェェ(:.;゚;Д;゚;.:)ェェェェェェエエエエエエ工工となった思い出が!

私も別にオリジナル劇場版の短いのでもよかったのですが、これしかなくて・・・(笑)
本当に長いですね。まぁ大河ドラマ風だから仕方ないのかも。

そうそう、マックスの最期は「え~~~」ですよね。怖い。。

> この映画もテーマソングを聴くだけで切なくなります。

本当にモリコーネのメロディは綺麗ですね。
昔の映画音楽ってこれだから飽きられないのでしょうね。

> そうか〜、もひとつ長いのが有るのか〜。
> 見たい気も。

どこが増えていたのか教えてくださいね。(笑)

まだ長いのが有るんですか?! * by 木蓮
最初に短いのを見て、その後長くなったのを見て、ジェームズ・ウッズの最期に工工エエエエエエェェェェェェ(:.;゚;Д;゚;.:)ェェェェェェエエエエエエ工工となった思い出が!
この映画もテーマソングを聴くだけで切なくなります。
そうか〜、もひとつ長いのが有るのか〜。
見たい気も。

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Re: もくれんさん

> 最初に短いのを見て、その後長くなったのを見て、ジェームズ・ウッズの最期に工工エエエエエエェェェェェェ(:.;゚;Д;゚;.:)ェェェェェェエエエエエエ工工となった思い出が!

私も別にオリジナル劇場版の短いのでもよかったのですが、これしかなくて・・・(笑)
本当に長いですね。まぁ大河ドラマ風だから仕方ないのかも。

そうそう、マックスの最期は「え~~~」ですよね。怖い。。

> この映画もテーマソングを聴くだけで切なくなります。

本当にモリコーネのメロディは綺麗ですね。
昔の映画音楽ってこれだから飽きられないのでしょうね。

> そうか〜、もひとつ長いのが有るのか〜。
> 見たい気も。

どこが増えていたのか教えてくださいね。(笑)
2020-01-26 * choro [ 編集 ]

まだ長いのが有るんですか?!

最初に短いのを見て、その後長くなったのを見て、ジェームズ・ウッズの最期に工工エエエエエエェェェェェェ(:.;゚;Д;゚;.:)ェェェェェェエエエエエエ工工となった思い出が!
この映画もテーマソングを聴くだけで切なくなります。
そうか〜、もひとつ長いのが有るのか〜。
見たい気も。
2020-01-25 * 木蓮 [ 編集 ]