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宝塚星組公演【ロックオペラ モーツァルト】ライヴビューイング

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昨年秋はこの星組公演「モーツァルト」と今公演中の「シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ」のチケットが取れず落ち込みました。(>_<) 最近のミュージカルブームは演目が増えたことは嬉しい反面、「エリザベート」なども毎回チケ難で、昔と違って気楽に好きな日に好きなキャストを選ぶこともできなくなり、ちょっとがっかりだったりもします。(^^;

特に宝塚の人気公演のチケ難はこのところブログに書いたりもしていますが、会にも入っておらず、ひたすら一般で取る者にとっては本当に大変!本作も結局生での鑑賞は叶わず、何とかライヴビューイングで観ることができました。

まさか、ずっと応援してきたこっちゃん(礼)がやっとトップになったプレお披露目公演を逃すとは、本当にがっくりでしたが、仕方ありませんね。まずは一般が買える日程が極端に少なかったし(なんで、よりによってこの公演を豊島区優先の区の施設のこけら落としに持って行ったのか!他の区に住む者としては恨みがましくもなります(笑))まぁライヴビューで観れただけでもいいとしなくてはいけないのかもしれませんが。

文句から始まってしまいすみません。(^^; たった一度だけスクリーンで観た本作、これはこっちゃんのお披露目でなくても私は足を運んだと思います。だって、モーツァルトですからね~
アッキーと山本君がシアターオーブでやった時は忙しい時期で日程のこともあり、観れなかったのが今も悔やまれますが、このフランス版もリーヴァイのウィーン版とはまた違って面白いですね。同じ人物の伝記をアレンジしたものでも、視点が違うので当然ながら全く異なった作風になっていますね。

ウィーン版は映画や他のモーツァルトの伝記作品とは本当に違う視点から描いてあり、個人的にはかなり気に入っているのですが、本作は映画の「アマデウス」に近いかな。映画もこのところ観ていないので細かくは覚えていませんが、サリエリが準主役として登場するところは同じですよね。死神のような人物が「レクイエム」を書くよう現れたりするのも同じ。

その、途中までしか書くことができず遺作となった「レクイエム」をモーツァルトの死後完成させたジョースマイヤも登場するのはいいですね。なるほど、彼のこともよくわかる作りになっていました。

カチャ(凪七)のサリエリは主に後半にしか登場しませんが、存在感あるし、今ならやっぱりこの役はカチャかなと思います。冷たさの中に自分の自信のなさを持ち苦悩するサリエリという人は、どうあがいても敵わない天性の才能のことを一番よくわかっていたのでしょう。これは仕方のないことで努力では追いつかないモノって哀しいけどありますよね。その辺もうまく演じていたと思います。

ジュースマイヤのしんちゃん(極)は相変わらずの美形!(笑)ずいぶん歌も安定してきたし、やはり星組の次世代ホープには違いありませんね。

コンスタンツェについては、いろいろな説もあるし、ウィーン版ではその一族がかなりの曲者として描かれていますが、本作ではコンスタンツェは世にいうほどの悪妻には見えません。むしろ可愛い女の子という感じで、ヅカの娘役トップが演じるにはよく合ってますね(笑)。なこちゃん(舞空瞳ちゃん星組ではこう呼ばれてるのね)にピッタリで、姉たちとの関係や彼女の一途さなどもよく出ていました。なこちゃんは、ダンスはもちろんのこと、歌もそれなりにそつなくこなしますから、後は演技力だけかな。悪くはないけど、今のところ経験不足という感じでしょうか。今後が本当に楽しみです♪

いつもの半数のメンバーでの公演なので、一人一人の活躍が目立ち、ウェーバー家の3姉妹のいーちゃん(音咲)ほのかちゃん(小桜)も魅せてくれました。ほのかちゃん、いつもと感じが違って見えたけど、役柄に合わせて化粧もかなり違ってますよね?(笑)

コロレド大司教の輝咲さんがどうしても山祐(山口祐一郎)に見えてしまいます。山祐はあまりにウィーン版のコロレド大司教が板についていて印象が強すぎるんですよね。(笑)

ローゼンベルグ役の紫藤さんは3の線が上手くなりましたね~今年から宙組生になってしまいましたが、星組で観れないのは残念!でも宙組での並びも楽しみです♪

相変わらず杏瑠姐さん(夢妃)白妙姐さんはディーバとして聴かせてくれるし、星組は娘役さんで歌える人が多いのはいいですね。

そして、こっちゃん! あ~~やっぱり生で観たかった!(T_T)
想像はできましたが、彼女らしさが溢れる熱い舞台でしたね。一幕の「ラクリモーサ」に合わせた悲しみのダンスは圧巻で感動でした。こっちゃんはヒップホップ系だけでなくバレエもとても綺麗に踊るのが素晴らしいと思うんですよね。基礎ができてるんでしょうね~足の上がり方も半端ないし。(笑)確かにちえさんに近いものがありますね。似ていると言う方もいらっしゃるけど、やはりこっちゃんにはこっちゃんの個性があるし、まぁファンとしてはとにかく今後が楽しみでしかありません!演技も2番手時代に磨きがかかったので安心だし、星組は、ちえさん→みっちゃん→さゆみさん、と全く違うカラーのトップが引き継いできているので、それも勉強になったのでしょうね。このアマデウスはやんちゃさが残るぶっ飛んだ人物ですが、大体天才の芸術家ってそんなものだし、何と言っても35歳という若さで亡くなっているわけで、悲劇の人物でもありますよね。ウィーン版でもそうですが、段々と精神を病んでいく姿は痛々しく、その辺の演技も頑張っていたと思います。

なこちゃんとの並びもよかったです。身長差が心配されていましたが、特別気になりませんでした。デュエダンでこれほどクオリティの高いのは珍しいかも。本当に凄いです。雪組の【だいきほ】が揃って歌えるコンビとすると、揃って踊れるのは星組の【ことなこ】になるのかな(笑)。こっちゃんは歌も抜群だから怖いものなしですね。(贔屓なのでほめさせてください!(笑))

かちゃとのデュエットもよかったです。歌うまの二人なので聴き惚れました。やっぱり男役同士の歌もそれなりのクオリティが欲しいですよね~特にこのような海外ミュージカルでは。ヅカの「エリザベート」では、なかなか「闇が広がる」で満足の行くデュエットが聴けないので、そこは今後考えてほしいな~といつも思うのですが、スターシステムのヅカでは難しいですね。わかってはおります。(^^;

ミュージカルナンバーはロックオペラだけあって、ポップな曲が多く聴きやすいですね。海外版サントラを聴いているときから思っていましたが、同じアチア氏の「1789」とやはり似た曲調のものも多いです。昨年の花組の「カサノバ」もそうでしたよね。

フィナーレではモーツァルトの名曲が面白いアレンジでたくさん出てきて楽しかった~~♪
「アヴェ・ベルム・コルプス」のソロ歌や「アイネクライネ」での男役ダンス、「トルコマーチ」のアレンジも面白かったですね。紫藤と極のラテンダンスもよかったな~大好きな「ピアノコンチェルト20番ニ短調」のテーマが聴こえた時は思わず「お~~」と叫びそうになりました。デュエダン、本当にステキでした!

全体を通して何度か使われる「ラクリモーサ」はやはりモーツァルトの哀しい最期をあらわすにふさわしい曲なのでしょう。綺麗だけど物悲しいメロディが心に響きます。

星組は複数回観ることが多いのですが、今回は1回だけでしかも少し日が経ってしまったので、記憶障害も起きています(笑)。3月にBDが出たら何度も観返してみたいと思います。

幸い東京での大劇場お披露目公演はチケットがすでに取れているのでひと安心。秋の公演はいよいよ「ロミジュリ」だし、たぶんチケットは取れないであろう全国公演は「エル・アルコン」とこっちゃんから益々目が離せません。楽しみにしたいと思います♪


フレンチ・ミュージカル
『ロックオペラ モーツァルト』
The Musical ≪Mozart, l'opéra rock≫
Produced by WAM PRODUCTIONS
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce, info@glorganisation.com

潤色・演出/石田 昌也

【キャスト】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト・・・礼 真琴
コンスタンツェ・・・舞空 瞳
アントニオ・サリエリ・・・凪七 瑠海
レオポルド・・・悠真 倫
アンナ・マリア・・・万里 柚美
オランジュ皇妃・・・白妙 なつ
セシリア・・・音波 みのり
コロレド大司教・・・輝咲 玲央
マダム・カヴァリエリ・・・夢妃 杏瑠
フリードリン・・・漣 レイラ
ヨーゼフ2世・・・ひろ香 祐
ヨーゼファ・音咲 いつき
ローゼンベルグ・・・紫藤 りゅう
ランゲ・・・朝水 りょう
後見人・・・桃堂 純
ダ・ポンテ・・・彩葉 玲央
ゴットリープ・・・夕渚 りょう
アロイジア・・・小桜 ほのか
ナンネール・・・桜庭 舞
ジュースマイヤ・・・極美 慎
ゾフィー・・・星蘭 ひとみ

【解説】
2009年にパリで初演、翌年からのフランス国内ツアーやヨーロッパツアーで通算150万人を動員した『ロックオペラ モーツァルト』は、その後もアジアを始め世界各地で上演されている人気作品です。
音楽を愛し、恋と自由を追い求め、35歳で夭折した稀代の天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのドラマティックな半生を、オリジナルミュージカルとして構成した新感覚の作品は、世界各地で旋風を巻き起こしてきました。
『太陽王』や『1789』、『アーサー王伝説』を手掛けたドーヴ・アチア氏によるフランス発の大ヒットミュージカルが、ついに宝塚歌劇の舞台に登場。新トップコンビ礼真琴と舞空瞳のお披露目公演としてお届けする、『ロックオペラ モーツァルト』にご期待ください。(以上公式サイトより)
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