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舞台【A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!】宝塚花組公演

シャルム2

シャルム

この、2か月くらいはヅカに四季に歌舞伎にといろいろな舞台を観ることになり、すっかり感想が溜まってしまいました。(^^; もう次の月組公演があと1週間で楽を迎えるのに・・・すみません。(^^;

私が数十年ぶりにまたヅカ公演に通うことになるきっかけになったのが、今回退団されたみりおさん(明日海りお)のトップお披露目公演だった2014年の「エリザベート」でした。それまで東宝版しか観たことがなかったので、本当に美しくまさにあちらの世界の人という怪しげな雰囲気に惹かれ、それからまた東京宝塚劇場に通うことが増えたわけです。(^^; あれから5年、最初はトップスターの中でも一番若かったみりおさんも、すっかり大スターになられて今回ご卒業ということで、星組のさゆみさん(紅ゆずる)に続いてのサヨナラ公演となりました。

ここ1~2年花組公演は一番のチケ難だったようですが、さらにこのサヨナラ公演は大劇場公演では初めてというくらいチケットが取れず諦めかけていたところ、最後の最後に1回分だけ当たりました!(笑)地方公演や別箱公演は日数が少ないので獲れないことも多いのですが、40日くらいある大劇場でこんなにはずれまくったのは本当に初めてでした。普段は使ったことのないサイトなども含めて20件近く申し込んだかなぁ。。。(もちろんすべて正規のチケットですよ(笑))でも神様がご褒美で、この5年間の花組公演の中では一番よい席を与えてくださり(左サイドながら前から2列目)最後の最後に目の前でみりおさんの姿を拝見することができて大満足でした!

肝心の舞台ですが、まずはお芝居の【フェアリー・テール】。賛否があったようですが、個人的には楽しめました。大人のファンタジーですよね。ディズニーの世界観にも通ずるかな。みりおさんにしかできないキャラクターで、話も分かりやすくとにかくファンタスティック!

19世紀ロンドンの雰囲気も感じられ、昨年観た「秘密の花園」とかも思い出します。主人公をはじめとして妖精がたくさん出てきますが、そのバレエシーンも美しくイメージがわきやすいですね。今回前方席で観られたおかげで、セットの細かいところまで観ることができ、探偵のMr.ディケンズの住んでいるのがベイカーストリートで、彼も鳥打帽を被っているというのはもちろんシャーロック・ホームズを意識してますよね?何気にそんな洒落たところも楽しませてくれました。

ヅカのセットはいつもながら豪華で、今回も盆やせりを上手く使って転換もスムーズですね。妖精の庭も綺麗。

キャストもよく合っていましたね。今回トップ娘役として初の大劇場公演となった華ちゃん(華優希)はいろいろと言われていましたが、晩年の演技がとても印象に残りました。車いすに座ったままでエリュと語るシーンは本当に泣いていたし、迫真の演技だったと思います。れいちゃん(柚香光)も抑えた演技でよかったですね。

みりおさんはやはり存在感が半端なく、もちろん宛書きされた主演ですから当然なのですが、彼女にしかできないフェアリーそのものの役。でも、人間のように感情があり、トートとは違うとても素朴で正直な妖精でした。確かに巷で言われているように、卒業公演の演目としては、少し物足りなさも感じますが、これは仕方ないですね。1時間半で重厚な芝居を作るのは難しいですから。

ショーの【シャルム】はミステリアスな雰囲気ではじまるけど華やかで、芝居のエリュを彷彿させるシーンもあり素敵でした。パープルを基調とした衣装が大人っぽく、おしゃれですよね~とにかくみりおさんのいろいろな姿を詰め込んだ感じで、サヨナラ公演として彼女の魅力を様々な角度から届けようといった風でしょうか。

フィナーレでは、デュエダンが先でその後に黒燕尾のダンスというのは斬新、かつ今回はこれでよかったです!デュエダンで銀橋を渡らないのは驚いたのですが、その意図は後でわかりました。みりおさんが、マイティ(水美舞斗)、あきら(瀬戸かずや)、れいちゃんと踊るシーンはさすがにウルウル来てしまいましたが、それに続いての「ケッサラ」は圧巻で感動!一人で銀橋を渡り、熱唱するみりおさんはさすがにトップ・オブ・トップと言われた大スターですね。堂々とした歌唱は本当に感動して涙が溢れました。

デュエダンに関しては、なるほど、やはりみりおさんと華ちゃんは一回こっきりのペアだし、これでよかったかなと。いつもはデュエダンに感動する自分にとっては残念だったけど、カサノバ では、ゆきちゃんとの素敵なダンスが見れたからよしとしましょう。

ただ、華ちゃんは歌が苦手とは知っていましたが、ダンスも苦手なのね。ほとんど踊ってなかったような。。(^◇^;) 芝居はよかっただけに、今後の成長を期待するしかないですね。今後れいちゃん体制になってからの2作目でたぶんショーもやるだろうけど、個人的には「れいはなコンビ」は不安しかないんですよね~もちろんそれなりに仕上げてくるのでしょうが・・・たぶん私は1回ずつ2階の後ろの方で観るだけになるかなぁと。。。(^^; ちなみに「ダンス・オリンピア」は観ません。

やはりみりおさんは孤高のトップスターだったように思います。花組公演は観るたびにどうしても、「みりおさん一人で背負っている感」が抜けなくて、すごく彼女に依存しているような気がしてたんですね。演目も私の好みと合わない物も多く、「エリザベート」以外では、「ポーの一族」「カサノバ」くらいかなぁ、面白かったのは。星組や雪組のように複数回行くことが少なかったので、あまり深くは理解していないのかもしれませんが、とにかくみりおさんにはお疲れ様でした、と心から言いたいです。月組時代も生で観たかったですね。それがちょっと残念に思っていますが、今後どのような活躍をされるのか、休養のあとの発表が待ち遠しいです。

Musical 『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
作・演出/植田 景子

薔薇の精エリュ・・・明日海 りお
シャーロット・ウィールドン・・・華 優希
ハーヴィー・ロックウッド・・・柚香 光

“青い薔薇”この世には存在しない禁断の花…。
自然界の掟に背いた罪で、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。過ぎ行く時の中で、彼の心に残ったものは…。
19世紀半ば、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る大英帝国。世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学の進歩がもたらした品々が人々の消費熱を煽り、異国からの珍しい植物が大ブームとなっていた。
ある深い霧の夜、植物研究家のハーヴィーは、枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で”青い薔薇の精”と名乗る男と出会い、かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという少女にまつわる話を知ることになる。それは、現実に起こった事なのか、それとも…?
人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。


レヴューロマン 『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地

フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。花と光の都パリに眠る、妖しくも人の心を惹きつける地下都市を舞台に繰り広げられるレヴュー。作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心とした個性豊かな花組が、気品溢れる華やかさ、官能的な美しさ、暗闇から光を目指す希望などを舞台に織り成します。   
(以上 公式サイトより)
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