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choroねえさんの「シネマノート」

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舞台【スーパー歌舞伎Ⅱ 新版オグリ】

オグリ

いや~今回のも面白かった!!あまり話題になっていませんでしたが、これは観に行って大正解でした。(^^)
猿之助と若手の隼人がWキャストで主演を務めると言うことでしたが、私は猿之助がオグリの回を観てきました。

さすがスーパー歌舞伎!古典の歌舞伎とは違い、エンタメそのものですね。(笑)
一言で言うと、劇団新感線ぽいかな。

ほとんど大道具のないシンプルなセットで、最近はいろいろな舞台で使われている映像と鏡と盆を駆使しての演出は現代風です。鏡が上手く使われていて、舞台の奥行きが広く感じられるんですね。
ライトもショーアップされた感じで、衣装もスパンコールや電飾まで使ってあり、超豪華!まるでタカラヅカみたいです(笑)。もちろんラストにはお馴染みの宙乗りもありました!

2幕ラストの本物の水をふんだんに舞台に流す血の池地獄のシーンは圧巻でした!ここは特に新感線の「髑髏城の七人」ぽくて、ちょうど本作でも小栗兄弟を含めての7人の並びはまさに髑髏城!髑髏城ファンとしてはテンション上がります!(笑)

他にも3幕で判官が観にくい姿からもとに戻るのは「美女と野獣」ぽいし、「オペラ座の怪人」も思い出しました(笑)。

処々のネタも今風で笑えます。スマホやSNSなども登場して可笑しかったですね。ダンスもEXILE風あり、DA PUMP風ありで楽しいです♪

しかし猿之助はさすがの演技でしたね。後半の苦悩の演技が素晴らしく、年齢や役柄的には隼人がオグリで遊行上人が猿之助の方が合っているように思いましたが、やはり後半は猿之助のオグリに惹かれました。本当に上手いですね。隼人の遊行上人もよかったですけど、逆にこちらのオグリも観たくなります。若くてルックスがいいのでおそらく素敵なオグリだったことでしょう。比べると遊行上人はやはり少し貫禄不足かも。。。(笑)

閻魔大王役の浅野和之が大活躍でこれまた面白い!TVではお馴染みですが、舞台でも、とぼけたキャラはそのままで楽しませてくれました。閻魔大王と言えば、ヅカファンとしては昨年の「アナザーワールド」を思い出します。閻魔様に舌を抜かれるとか、久々に聴きました(笑)。

個人的には元劇団四季の下村青が出ていたのにはびっくり。しかも女形が綺麗で。。さすがに声はよく通るし本当に素敵でした。もう一人、石橋正次も懐かしかったです。我々世代はよく知っていますが、年を取られても雰囲気は変わってませんね。スーパー歌舞伎は新劇の方もたくさん出演されるのでコラボが面白いですね。

人は生きていく上で、一人で生きるのではなく周りの助けを借りたり、苦しみなども含めての喜びある人生を送るというテーマはよくありますが、心に響きます。

ストーリーが元々ファンタジーなので当然といえばそうですが、東西のファンタジーを集約したような世界観は、ミュージカルや映画でたくさん観てきた自分としては、とても受け入れやすく、歌舞伎を観ているという感覚がないくらい嵌って観れました。3幕もあって、休憩を含めると4時間もあるのに、全く時間は感じませんでしたから。せりふも現代語なのでわかりやすく、若い人も楽しめますね。

実は歌舞伎ファンの友人のおかげで、今月と来月も歌舞伎座と演舞場に観に行けることになりました。ミュージカルとはまた違った雰囲気で楽しみです。(^^)

2019年10月6日(日)~11月25日(月)新橋演舞場
【スタッフ】
梅原 猛:原作
横内謙介:脚本
市川猿之助:演出
杉原邦生:演出
市川猿翁:スーパーバイザー

【キャスト】
藤原正清後に小栗判官/遊行上人・・・市川 猿之助(交互出演)
藤原正清後に小栗判官/遊行上人・・・中村 隼人(交互出演)
照手姫・・・坂東 新悟
小栗一郎・・・市村 竹松
小栗二郎・・・市川 男寅
小栗三郎/山賊・・・市川 笑也
小栗四郎・・・中村 福之助
小栗五郎/山賊・・・市川 猿弥
小栗六郎・・・中村 玉太郎
鬼次/銀鬼少将/商人・・・市川 弘太郎
カメ婆・・・市川 寿猿
金坊・・・市川 右近(交互出演)
大納言の妻/閻魔夫人・・・市川 笑三郎
横山修理太夫/長殿・・・市川 男女蔵
鷹乃/薬師如来・・・市川 門之助
翁・・・石橋 正次
フグ婆/女郎屋女将・・・下村 青
鬼王/赤鬼大将/女郎千早・・・石黒 英雄
横山家継/鬼頭長官・・・髙橋 洋
高倉久麿/黒姫/女郎蒲公英・・・嘉島 典俊
閻魔大王・・・浅野 和之

【みどころ】
理想を追い求めるあまり、業苦の底へと堕ちてゆく若者たち
小栗判官が辿る数奇な運命―
絶望と挫折のなかで見つけ出したものとは…
光と闇が交差する生命と歓喜の物語
市川猿之助によるスーパー歌舞伎II(セカンド)待望の第3作!!
新橋演舞場初の客席左右同時両宙乗り!!

 平成3年に梅原猛と市川猿翁がつくり上げ、演劇界に新風を巻き起こした伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』。
 その創造の心を継承し、全国動員数40万人を達成した大ヒット作スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』に続き、今回も日本を代表するクリエイティブスタッフが集結。このスーパー歌舞伎屈指の人気作が、装いも新たに『新版 オグリ』として令和元年によみがえります!
 市川猿之助・中村隼人の小栗判官役 交互出演、そして新橋演舞場初の客席左右同時両宙乗りにて、かつてないスケールでお贈りする、夢と浪漫、そして 壮大なスペクタクルがあふれる超大作活劇。スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)ならではのエンターテインメントに富んだ演出にもご期待ください。

【あらすじ】
 武芸学問に通じた美貌の若者、藤原正清後に小栗判官=オグリ(市川猿之助・中村隼人)は、縛られることを嫌って心のままに生き、集まった若者たちとともに自らを小栗党と称していた。ある日小栗党は、横山修理の娘、照手姫を輿入れ行列から奪い去る。照手姫とオグリは強く惹かれ夫婦となることを誓うが、修理は二人の仲を許さず、オグリたちは殺され、照手姫は川に流されてしまう。閻魔大王の前にやってきたオグリたちは地獄で大立廻りを繰り広げるが、ついには捕えられ、オグリは顔も手足も重い病に侵された姿で娑婆に送り返される。
 生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指すこととなる。その道中、照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかず再び別れていくのであった。果たして二人は再び会うことができるのか、オグリの旅の行く先は—
(以上 公式サイトより)
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