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choroねえさんの「シネマノート」

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舞台【ミュージカル ペテン師と詐欺師】

ペテン師と詐欺師

過日に書いたマイケル・ケインとスティーヴ・マーティンの映画「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」のミュージカル舞台版です。映画を元に2005年にブロードウェイでミュージカル化、トニー賞にもたくさんノミネートされ、主演男優賞を受賞した経緯があります。

映画もとても面白かったのですが、今回福田さんの演出で、主演が石丸さんと山田君と来たら、これは絶対に観なくてはと、やはり早々にチケットを買って楽しみに足を運びました。なんと、劇場が新橋演舞場という、これもまた驚きましたが、芝居小屋なのでコンパクトで観やすいんですよね(2,3階のサイドの席は微妙なところもありますが)。最近は演舞場や明治座など、和の芝居小屋でミュージカルをすることも増えてきて不思議な感じがしますが、これも時代かな。

さて、ミュージカルの方ですが、コメディなのでとにかく笑いが絶えません。ストーリーは当然ながら映画とほぼ同じで、やっぱりこれは主演の二人にかかってますよね。映画でマイケル・ケインが演じたローレンス役は、今のミュージカル界なら石丸さんしかいないでしょう。詐欺師だけど、ダンディで英国紳士を気取る中年の落ち着いた男ということでピッタリでした。石丸さんのコメディってほとんど観たことがなかったけれど、行けますね(笑)。「シークレット・ガーデン」などとは真逆のキャラクターですからね。山田君演ずるフレディとの攻防戦は本当に面白かったです。

映画ではスティーヴ・マーティンが演じたフレディ役の山田君は期待通りの演技でさすがでした!歌は昨年「シティ・オブ・エンジェルズ」で聴いていたので全く心配はしていませんでしたが、本当に彼のとぼけた演技は最高ですね。映画でも爆笑だった『ちょっと危ない王族の弟』の演技は抱腹絶倒で、まじめな顔をしてよくできるなぁと感心しましたが、山田君ならではの身体を張った演技は見ものでした(笑)。石丸さんとの掛け合いが抜群で、やっぱりこの二人があってこその舞台でしたね。歌に関してはミュージカルの人ではないけれど、持ち声がいいので、上手くマイクに乗って聴かせてくれるのは相変わらずで、よくぞ石丸さんたちと対等に頑張ったな~と。(笑)

詐欺師を騙す詐欺師のクリスティーン役のエマちゃんも相変わらず歌は抜群ですが、この役は楽しそうですよね。映画で結末を知っていたので、そう思って観ていると益々可笑しさが倍増でした。エマちゃんはコメディも合いますね。一昨年の「紳士のための愛と殺人の手引き」のような技巧的な歌もこなすし、とても幅広く演じられる女優さんになったと思います。

脇を固めるベテラン二人がまたよかったです。大金持ちの未亡人ミュリエルを演じた保坂さんもここまでガッツリ歌のある役を観るのは久々かも。四季時代のイメージが強いのですが、最近は落ち着いた年配の役をしっかりと演じられてますが、今回はやはり楽しそうでしたね。ローレンスの相棒でもある警察署長のアンドレとの絡みが可笑しくて、これは映画にはない部分なので新鮮な感じで楽しませてもらいました。まさかのですよね~(笑)

そのアンドレを演じたさんもまぁよくお見かけしますが、声はいいしこういう面白い役もピッタリですね。とても元レンジャー出身とは思えませんが、個人的にはおじさんミュージカル俳優三人(橋本さとし、石井一孝)でやっている「モンスターズ」のイメージも強くて(笑)。アンドレはこれまたとぼけたキャラですよね。警察署長なのに詐欺師の片棒をかついでいるわけですが、憎めないところもいい人キャラの岸さんに合っていました。

オクラホマの石油王の娘というジョリーン役の大和田さんはお初でしたが、歌もですが特にダンスがよかったですね。ご両親の血を継いでいるのでしょうが、奔放なアメリカ娘を喜怒哀楽激しく(笑)上手く演じていました。

ストーリーも先が読めそうで読めないテンポのある展開なので本当に楽しいです。福田さんがやってくれてよかった~という感じですが、普段はミュージカルは観ない友人が(歌舞伎好き)演舞場だしコメディならということで観劇したようですが、とても楽しかったと言っていました。コメディは普通のドラマを観る間隔で誰もが楽しめるので、今後も是非福田さんには頑張っていただいて、ミュージカルのすそ野を広げて欲しいですね!

しかし、コートダジュール(リヴィエラ)、行きたくなりますね~こんなところでゆったりと避暑ができたらいいですよね。映画ではロケーションがそのまま出てきますが、舞台でも上手く雰囲気が伝わってきましたよ。チラシやパンフのイラスト(↑の画像)も可愛くてステキでした♪


【スタッフ】
脚本:ジェフリー・レイン
音楽・作詞:ディヴィッド・ヤズベク
訳詞:福田響志

演出・上演台本:福田雄一

【キャスト】
フレディ・ベンソン・・・山田孝之
ローレンス・ジェイムソン・・・石丸幹二
クリスティーン・コルゲート・・・宮澤エマ
ミュリエル・ユーバンクス・・・保坂千寿
ジョリーン・・・大和田美帆
アンドレ・チボー・・・岸祐二

【みどころ】
ブロードウェイ発、名作コメディミュージカル!
福田雄一演出で、夢のタッグが実現!!
2019年9月、山田孝之と石丸幹二のW主演で福田雄一が新橋演舞場に初登場!!
絶対見逃せない騙し合いが開演します!!

【解説】2005年にブロードウェイで初演され、卜ニー賞10部門11ノミネート、ミュージカル主演男優賞を受賞した傑作コメディミュージカル『ペテン師と詐欺師』。テレビドラマの脚本・演出や映画監督としてヒット作を連発し、数多くの舞台でもコメディやミュージカルで人気を博している福田雄ーが満を持して新橋演舞場に初登場します!!主演は山田孝之と石丸幹二。数々のタッグでテレビ・映画・舞台と多方面でヒットを飛ばし続ける福田と山田のコンビに、ミュージカル界を代表する俳優・石丸幹二を迎え、全く新しい『ペテン師と詐欺師』が生まれます!他の出演には、宮澤エマ、保坂知寿、大和田美帆、岸祐二と人気、実力ともに充実したキャストが揃いました!

【あらすじ】若くケチなアメリカ人詐欺師、フレディ・ベンソン(山田孝之)がやってきたのは、世界中の大金持ちが訪れる高級リゾート地・南仏リヴィエラ。 既にそこでは凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン(石丸幹二)が、相棒の警察長アンドレ(岸祐二)と共に、大金持ちの未亡人ミュリエル(保坂知寿)をはじめとする富豪の女性たちをダンディな魅力で騙し、荒稼ぎしていた。ふとしたことからロ一レンスの正体を知ったフレディは、その才能にほれ込み、強引に弟子入りを志願する。2人は協力し合い、石油王の娘ジョリーン(大和田美帆)を騙すことに成功するが、詐欺師同士、縄張りをめぐって次第に敵対。見るからに育ちの良いアメリカ人旅行者のクリスティ一ン(宮澤エマ)を狙い、彼女から先に5万ドルを巻き上げたほうが勝ちという勝負を行うことに。 才気あふれる若手詐欺師と優雅なべテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末は一!?

以上 松竹公式サイトより
(2019年 9/1~26 於:新橋演舞場)
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