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choroねえさんの「シネマノート」

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「ロケットマン」(2019)

ロケットマン

公開されてすぐに観たのに、またまた半月経ってしまいました。(^^;

特別エルトン・ジョンのファンというわけではなく、楽曲も有名どころしか知らないのですが、70代になった今も名曲を残すその才能には驚くばかりですね。同性婚をしているとか、いろいろなエピソードは知るものも多くありましたが、さすがに本人が製作総指揮をとっているだけあって、彼の音楽はもちろんのこと、スーパースターの本当の姿を偽りなく描いてあるのは、単なる伝記映画ではなく説得力がありました。、ミュージカル映画としても、とても満足の行く一本で、ファンタスティックな部分もあるのが、エンタメとしても楽しめる作りだったと思います。

人並外れた才能を持つ人は、必ずと言っていいほど、その代償ともいえる大きな犠牲を払っているのはどの偉人も同じですね。凡人にはわからない苦悩や孤独が必ずあり、その才能を喰う人が周りにいるのも同じです。

しかし、エルトンはなぜ70代になった今も輝いて活躍できるのか、それは自身の努力によってすべての負の部分を克服したからなんですね。とても強い人なのだと思いました。

今までもミュージシャンやアーティストの栄光と挫折みたいな映画はたくさんありましたが、悲劇的な最期を迎えている人が多いのは残念な限りです。才能や財産があり過ぎるのってやっぱり不幸だななどと、凡人は思ってしまうのですが、この映画のエルトンを見ると、結局は本人次第であると同時に、周りに一人でも本当の彼のことを知り、また力になってくれる人がいることの大切さを感じます。

人の一生って本当に先は読めないし、誰でも紆余曲折があって「生きていくのって大変!」と誰もが思うわけですが、最終的に健全さを取り戻せればその人の一生は明るく全うできそうな気がします。

エルトンは親の愛情に飢えていました。本当にかわいそうとしか言いようがありませんが、世の犯罪者の人などはほとんどが家庭に恵まれなかった(経済的なことだけではなく)心の飢えから曲がった人生を送ることになるのだと思うんですよね。父親に会いに行ったエルトンが、父親の新しい家族である腹違いの弟たちが父親と幸せそうにしているのを見るシーンはせつないですね。

でも、エルトンの場合は並外れた音楽の才能があったので、そこから自分の人生を切り開いていけたわけですが、成功すればそれはそれでまたいろいろな誘惑や彼を騙す人も現れ、それもまたせつない。劇中の歌を聴きながら、こんなに綺麗なメロディを作れる人が幸せになれないのはあまりに理不尽だと思いましたが、才能と健全な生活をバランスよくコントロールしていくのって大変なんですね。

おりしも「ライオンキング」の再映画化で、この映画より後のエルトンの活躍をあらためて再認識したこの頃ですが、立ち直って今は前を向いて幸せに過ごされているのは奇跡的なのかも。まだまだこれからも素晴らしい曲を作って欲しいと思います。

映画としては、とにかく主演のタロン・エガートンにつきますね。本当に素晴らしい!「ボヘミアン・ラプソディ」のレミ・マレックもよかったけれど、今回、すべての楽曲を歌っているタロンには驚くばかりです。雰囲気もよく似ていて、エルトンの苦悩もよく伝わってきたし、とても「キングスマン」と同じ人物とは思えませんでした。(笑)

彼の楽曲づくりのパートナーであるバーニー役のジェイミー・ベルも、相変わらずイケメンで魅力的ですね。久々に観ましたが、「リトルダンサー」の頃の面影は今もありますね。敵役的なリチャード・マッデン「シンデレラ」の王子様だったのに・・・(^^;

しかし、今も存命の実在の人物を演じるのは大変ですよね。今回はエルトン自身がプロデュースしていることで、思い切った映画が作れたと思います。それにしてもイギリスのロックシーンって凄いな~歴史が違いますね。(笑)

原題:ROCKETMAN
上映時間:121分
製作国:イギリス
公開情報:劇場公開(東和ピクチャーズ)
初公開年月:2019/08/23
ジャンル:ドラマ/音楽/伝記
映倫:PG12

《コピー》
そのメロディは、
世界中を魔法にかける。

監督:デクスター・フレッチャー
製作:マシュー・ヴォーン、デヴィッド・ファーニシュ、アダム・ボーリング 、デヴィッド・リード
製作総指揮:エルトン・ジョン
脚本:リー・ホール
撮影:ジョージ・リッチモンド
編集:クリス・ディケンズ
音楽:マシュー・マージェソン

出演:
タロン・エガートン・・・エルトン・ジョン
ジェイミー・ベル・・・バーニー・トーピン
ブライス・ダラス・ハワード・・・シーラ・フェアブラザー
リチャード・マッデン・・・ジョン・リード

【解説とストーリー】
 数々のヒット曲を世に送り出してきた伝説的ロック・ミュージシャン、エルトン・ジョンの波瀾万丈の音楽人生を、エルトン・ジョン自ら製作総指揮を務め、主演に「キングスマン」のタロン・エガートンを迎えて映画化した音楽伝記ドラマ。スーパースターの栄光と挫折、そして奇跡の復活を、ミュージカル仕立ての演出を織り交ぜつつ赤裸々かつ感動的に綴る。共演はジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード。監督は「イーグル・ジャンプ」「サンシャイン/歌声が響く街」のデクスター・フレッチャー。
 ロンドン郊外で不仲な両親のもとに生まれ、愛のない家庭に育った少年時代のエルトン・ジョン。冴えない日々を送る中、音楽的な才能を見出されて国立音楽院に入学する。やがてロックに傾倒していったエルトンは、レコード会社の公募に応募し、そこで同じ応募者のバーニー・トーピンと運命的に出会い、以来2人は作曲家・作詞家コンビとして幾多の名曲を生み出してく。こうして稀代のメロディ・メイカーとして一気にスターダムへと駆け上がっていくエルトンだったが…。(allcinemaより)
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Re: ここなつさん * by choro
ここなつさん、はじめまして。
ご来訪&コメントありがとうございます。

> 本作面白かったです。そして私も同様にタロン・エガートンに尽きる、と思った程、タロン・エガートンは天晴れだったと思いました。

本当にタロンは凄かったですね。
演技もだけど、現役ミュージシャンの役をそのまま自分で歌ってやるって・・・
素晴らしいの一言でした!

> それにしてもエルトン・ジョンの軌跡って…結構大変だったのですね。

何かで大きく成功した人には必ずその代償のようなものがあるような気がしてせつないです。
なかなか、人の人生って難しいですよね。

こんにちは * by ここなつ
こんにちは。
本作面白かったです。そして私も同様にタロン・エガートンに尽きる、と思った程、タロン・エガートンは天晴れだったと思いました。
それにしてもエルトン・ジョンの軌跡って…結構大変だったのですね。

Re: 風子さん * by choro
風子さん、お久しぶりです。
こちらにも来てくださったんですね。忘れずにいてくださり、とても嬉しいです。(^^)

音楽家の伝記映画は音楽も楽しめるので、得した気分になります(笑)。
ジェットコースターのような普通の人には味わえない人生ですが、スーパースターの代償はやはり大きいですね。
でも、立ち直って今は落ち着かれて本当によかったです。


Re: あっけままさん * by choro
> この映画、なんだか「ボヘミアンラプソディ」の二番煎じのような気がして(エルトンもそう。レほど好きじゃないし)、見る予定じゃなかったけど、choroさんの感想で、ちょっと見ようかなって気になりました。

ボヘミアン~とは違った描き方なので、個人的には新たに楽しめました。(笑)
伝記映画は好きなので、なるほどな~と。

> ちなみに、私は「ダンスウィズミー」は、割と好きでした。今年は去年や一昨年と違って、これ!という映画がないのが残念です。これからの映画に期待するしかなさそうですね。

「ダンスウィズミー」は面白かったんだけど、自分の期待値が高すぎたみたいです。(^^;
確かに最近、コレっというのが少ないですね。以前ほど本数も観なくなったのもありますが、何度もリピートしたくなるような作品になかなか巡り合えません。(^^;

Re: 木蓮さん * by choro
> どこまで本当なのかと思いつつ、本人プロデュースであれば誇張はあってもそれほど違うことはないんでしょうね。

そうですね~ある程度フィクションも入っているのでしょうけど、個人的にはおおむねそのままなのではと思っています。

> ジョン・リードについては描き方があるとは思うけれど、親の事は辛いですよね。
> 現在幸せになられていて良かったと思います。

今が充実しているから、このような映画も作れたんだと思います。
しかし、ここまでのスーパースターとなるとちょっと違いますよね。

> タロンはもちろん、キャストはみんな良かったですね。久しぶりにイケメンに当てられました。

あはは、確かに~(笑)

コメントするのはとってもお久しぶりです * by 風子
エルトン・ジョンってこんな人だったんだというのがわかりました。私も知っていたのは、有名な曲だけです。
ドラッグとアルコールから、良く立ち直りましたね。
ジェイミー・ベルは、長髪が似合ってました。

見る予定ではなかったけど * by あっけまま
この映画、なんだか「ボヘミアンラプソディ」の二番煎じのような気がして(エルトンもそう。レほど好きじゃないし)、見る予定じゃなかったけど、choroさんの感想で、ちょっと見ようかなって気になりました。ただ9月は見たい映画が多すぎて、難しいかも。
ちなみに、私は「ダンスウィズミー」は、割と好きでした。今年は去年や一昨年と違って、これ!という映画がないのが残念です。これからの映画に期待するしかなさそうですね。

No Subject * by 木蓮
どこまで本当なのかと思いつつ、本人プロデュースであれば誇張はあってもそれほど違うことはないんでしょうね。
ジョン・リードについては描き方があるとは思うけれど、親の事は辛いですよね。
現在幸せになられていて良かったと思います。
タロンはもちろん、キャストはみんな良かったですね。久しぶりにイケメンに当てられました。

コメント






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Re: ここなつさん

ここなつさん、はじめまして。
ご来訪&コメントありがとうございます。

> 本作面白かったです。そして私も同様にタロン・エガートンに尽きる、と思った程、タロン・エガートンは天晴れだったと思いました。

本当にタロンは凄かったですね。
演技もだけど、現役ミュージシャンの役をそのまま自分で歌ってやるって・・・
素晴らしいの一言でした!

> それにしてもエルトン・ジョンの軌跡って…結構大変だったのですね。

何かで大きく成功した人には必ずその代償のようなものがあるような気がしてせつないです。
なかなか、人の人生って難しいですよね。
2019-09-12 * choro [ 編集 ]

こんにちは

こんにちは。
本作面白かったです。そして私も同様にタロン・エガートンに尽きる、と思った程、タロン・エガートンは天晴れだったと思いました。
それにしてもエルトン・ジョンの軌跡って…結構大変だったのですね。
2019-09-11 * ここなつ [ 編集 ]

Re: 風子さん

風子さん、お久しぶりです。
こちらにも来てくださったんですね。忘れずにいてくださり、とても嬉しいです。(^^)

音楽家の伝記映画は音楽も楽しめるので、得した気分になります(笑)。
ジェットコースターのような普通の人には味わえない人生ですが、スーパースターの代償はやはり大きいですね。
でも、立ち直って今は落ち着かれて本当によかったです。

2019-09-09 * choro [ 編集 ]

Re: あっけままさん

> この映画、なんだか「ボヘミアンラプソディ」の二番煎じのような気がして(エルトンもそう。レほど好きじゃないし)、見る予定じゃなかったけど、choroさんの感想で、ちょっと見ようかなって気になりました。

ボヘミアン~とは違った描き方なので、個人的には新たに楽しめました。(笑)
伝記映画は好きなので、なるほどな~と。

> ちなみに、私は「ダンスウィズミー」は、割と好きでした。今年は去年や一昨年と違って、これ!という映画がないのが残念です。これからの映画に期待するしかなさそうですね。

「ダンスウィズミー」は面白かったんだけど、自分の期待値が高すぎたみたいです。(^^;
確かに最近、コレっというのが少ないですね。以前ほど本数も観なくなったのもありますが、何度もリピートしたくなるような作品になかなか巡り合えません。(^^;
2019-09-09 * choro [ 編集 ]

Re: 木蓮さん

> どこまで本当なのかと思いつつ、本人プロデュースであれば誇張はあってもそれほど違うことはないんでしょうね。

そうですね~ある程度フィクションも入っているのでしょうけど、個人的にはおおむねそのままなのではと思っています。

> ジョン・リードについては描き方があるとは思うけれど、親の事は辛いですよね。
> 現在幸せになられていて良かったと思います。

今が充実しているから、このような映画も作れたんだと思います。
しかし、ここまでのスーパースターとなるとちょっと違いますよね。

> タロンはもちろん、キャストはみんな良かったですね。久しぶりにイケメンに当てられました。

あはは、確かに~(笑)
2019-09-09 * choro [ 編集 ]

コメントするのはとってもお久しぶりです

エルトン・ジョンってこんな人だったんだというのがわかりました。私も知っていたのは、有名な曲だけです。
ドラッグとアルコールから、良く立ち直りましたね。
ジェイミー・ベルは、長髪が似合ってました。
2019-09-09 * 風子 [ 編集 ]

見る予定ではなかったけど

この映画、なんだか「ボヘミアンラプソディ」の二番煎じのような気がして(エルトンもそう。レほど好きじゃないし)、見る予定じゃなかったけど、choroさんの感想で、ちょっと見ようかなって気になりました。ただ9月は見たい映画が多すぎて、難しいかも。
ちなみに、私は「ダンスウィズミー」は、割と好きでした。今年は去年や一昨年と違って、これ!という映画がないのが残念です。これからの映画に期待するしかなさそうですね。
2019-09-08 * あっけまま [ 編集 ]

No Subject

どこまで本当なのかと思いつつ、本人プロデュースであれば誇張はあってもそれほど違うことはないんでしょうね。
ジョン・リードについては描き方があるとは思うけれど、親の事は辛いですよね。
現在幸せになられていて良かったと思います。
タロンはもちろん、キャストはみんな良かったですね。久しぶりにイケメンに当てられました。
2019-09-08 * 木蓮 [ 編集 ]